
家系ラーメンってカロリーどのくらい?



スープまで飲むとやばいよね
美味しいけど、脂質と塩分が気になるよね。
毎回気にせず食べてると健康が心配かもしれません。
そこで、今回は家系ラーメンのカロリー・脂質・健康的な食べ方について紹介します!
- カロリーの目安
- 栄養のバランス
- ダイエット中の工夫
家系ラーメン1杯のカロリーはどれくらい?
家系ラーメン1杯あたりのカロリーは、想像以上に高めです。
体型や健康が気になる方にとっては、「一杯食べたらどれくらい摂取することになるのか?」は重要な指標ですよね。
カロリーの内訳を知ることで、自分に合った調整ができるようになります。ラーメンを我慢するのではなく、賢く付き合うことができるんです。
ここからは、具体的な数値を見ながら「どこでカロリーが増えてしまうのか」を細かく確認していきましょう。
並盛りのカロリー目安
まずは基本となる、並盛りの家系ラーメンのカロリーから。
一般的な家系ラーメン(並盛・トッピングなし)のカロリーは、だいたい700〜900kcalが目安です。麺の量はおよそ150g前後、チャーシューが1〜2枚、のり、ほうれん草、そして豚骨醤油のスープ。この構成だけでも、成人の1食分のカロリーに匹敵します。
特に、麺とスープに含まれる脂質と炭水化物が全体の大半を占めている点が特徴です。
「ラーメン1杯=定食1食分」と考えると、ダイエット中や栄養管理が必要な方にとって、しっかり意識しておくべき数字ですね。
トッピングありのカロリー
トッピングを追加すると、あっという間にカロリーは跳ね上がります。
たとえば、以下のようなトッピングの追加で、カロリーは簡単に1000kcalを超えることも。
- 味玉:+80〜100kcal
- チャーシュー追加(2枚):+150kcal
- ライス(小):+200kcal
- うずら・ネギ・のり増し:+50〜80kcal
たった1つ2つの追加でも、合計で400kcal前後増えてしまうこともあります。これは間食1〜2回分に相当するので、気づかないうちにカロリーオーバーになりやすいんですよね。
トッピングを楽しみたい場合は、組み合わせと量を見直すのがポイントです。
スープの飲み干しで増える量
意外と見落とされがちなのが、スープのカロリー。
家系ラーメンのスープは豚骨と鶏ガラをベースに、背脂やラードがしっかり含まれています。スープを全部飲み干した場合、+100〜200kcalが追加されると言われています。
実際に、スープを半分だけ残した場合と全部飲み干した場合では、1食あたりのカロリー差が200kcal近く開くことも。これは、ウォーキング1時間分に相当します。
ラーメンの味わいはスープにあるとはいえ、全部飲み干すのは、少し慎重に判断したいですね。



スープとトッピング、気をつけるだけで全然違う!
家系ラーメンの栄養バランスを知ろう
家系ラーメンはカロリーだけでなく、栄養バランスにも偏りがあります。
日頃の食事に気をつけている人にとって、「家系ラーメンって栄養的にどうなの?」という疑問は、見逃せないポイントです。
栄養バランスを知っておくと、ラーメンを避けるのではなく「どう食べるか」が見えてきます。
それでは、主要な栄養素ごとに詳しく見ていきましょう。
たんぱく質の量
たんぱく質は、比較的しっかりと含まれています。
並盛の家系ラーメン1杯には、およそ25〜35gのたんぱく質が含まれます。チャーシューやスープの動物性原料によるものですね。これは、ゆで卵4〜5個分に相当します。
筋肉を維持したい人や運動をしている人にとっては、嬉しいポイント。ただし、他の栄養素とのバランスに注意が必要です。
脂質とその割合
脂質は、家系ラーメン最大のポイントです。
1杯に含まれる脂質量は30〜50g前後。これは、1日の脂質摂取目安(50〜60g)の半分以上を一気に摂ってしまう計算です。
スープの中にはラードや鶏油がたっぷり含まれているため、全体のカロリーに占める脂質の割合はとても高くなります。
脂質は体にとって大事な栄養素ですが、摂りすぎると中性脂肪の増加や、肥満につながるリスクもあるため、摂取量の把握が必要です。
炭水化物の多さ
炭水化物(糖質)の量も見逃せません。
麺150gを基準にすると、1杯あたりの炭水化物は60〜80g。これは、ごはん茶碗約2杯分に相当します。
さらにライスを追加した場合、1食で120g以上の炭水化物を摂ってしまうケースもあるため、糖質制限中の方は注意が必要ですね。
食塩の含有量
家系ラーメンは塩分も非常に高めです。
スープを飲み干した場合、1杯での塩分摂取量は6〜8g。これは1日の推奨摂取量(男性:7.5g未満、女性:6.5g未満)を超えてしまう可能性があります。
血圧が高めの方や、健康診断で引っかかった経験のある方は、特に意識したいポイントです。
栄養面の注意点
全体として、家系ラーメンは高脂質・高塩分・高カロリー。
その一方で、ビタミンや食物繊維はほとんど含まれていません。これが、ラーメンだけの食事が栄養的に偏る最大の理由です。
栄養バランスを補いたいなら、サイドで野菜を摂る・フルーツを添えるなど、少しの工夫が効果的ですよ。



ラーメンはうまいけど、栄養はちょい偏りがち!
ダイエット中でも食べられる工夫3選
ダイエット中でも、家系ラーメンをあきらめる必要はありません。
大切なのは、食べ方を少し工夫すること。カロリーや栄養バランスに気をつけながら、満足感を得られる食べ方はちゃんとあります。
「もう一生ラーメン食べられないのかな…」なんて落ち込む前に、できる工夫を取り入れてみましょう!
それでは、すぐに実践できる3つの工夫を紹介します。
スープをのこす
ダイエット中の鉄則、それが「スープはのこす」です。
家系ラーメンのスープには、カロリーの約30%〜40%が詰まっています。脂質・塩分のかたまりとも言えるので、スープを半分残すだけで100〜150kcalはカット可能です。
おいしいから飲みたくなる気持ちはわかりますが、ここはぐっと我慢。レンゲで数口だけ味わって、あとは麺と具材を楽しむのがオススメです。
トッピングを選ぶ
「何をのせるか」でも、摂取カロリーは大きく変わります。
脂たっぷりのチャーシュー増しや味玉、ライスは、控えめに。代わりに、のり・ほうれん草・ネギなど、カロリーが低くて食物繊維の多いトッピングを選びましょう。
- のり:香り豊かで食物繊維あり
- ほうれん草:鉄分とビタミンCも
- ネギ:血糖値の上昇をゆるやかに
こうした「選び方」で、見た目や満足度は変えずに、余計な脂や糖をカットできますよ。
食べる時間に気をつける
ラーメンは「いつ食べるか」も意外と重要です。
夜遅くに食べると、消費されないエネルギーが脂肪になりやすくなります。できれば昼〜夕方までに食べるようにしましょう。どうしても夜になる場合は、活動量の多い日に合わせるのがベターです。
また、ラーメンを食べた後に10〜15分のウォーキングなど軽い運動を取り入れるのも効果的。脂肪になりにくく、胃腸の負担も和らぎます。



ちょっとした工夫で、ラーメンも味方になる!
まとめ 家系ラーメンのカロリーと健康的な食べ方
今回は、家系ラーメン カロリーと栄養バランスの工夫について紹介しました!
- 並盛りでも高カロリー
- スープとトッピングで差が出る
- 食べ方次第で健康的に
記事では、並盛りでも800kcalを超える家系ラーメンの特徴を解説しました。
脂質・塩分が多めですが、スープを残したりトッピングを調整することで負担を減らせました。



濃厚なのにちょっとした工夫で安心して食べられるって分かったね。
これからも美味しく楽しむために、体にやさしい食べ方を心がけてみてください。